ペイズリーの起源は古 - 二次元裏@ふたば
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ペイズリーの起源は古代ペルシャ(現在のイラン)に遡ります。もともとは「生命の樹」や「聖なる糸杉」を抽象化した文様で、再生や永遠を象徴するものでした。つまり、もともと神聖な意味を持つ意匠です。
ペイズリー模様の形はゾウリムシやミドリムシなどの原生動物、植物の種子・胞子・果実、花弁、ボダイジュなどの葉、初期段階の胎児、尾を引いた生命の塊などに例えられ、生命力や霊魂と結び付けられることもあったのです。
そしてこのモチーフは、インドのカシミール地方で発展し、手織りのショールなどに使われるようになりました。伝統的な染料では藍、茜、黄土などの天然顔料が主で、発色が落ち着いた深みのあるトーンに限られていたのです。「暗色系のペイズリー」が多いのは、単に流行やスタイリング上の理由だけでなく、歴史的にも染料の制約と宗教的背景から現代のファッションに発展した事が関係している部分があるのですね。 |
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